Everywhere You Look

大人気ホームドラマ、「フルハウス」のオープニング。8年間変わらず使われていました
歌詞の内容が、フルハウスの良さがそのまま出ている感じで、えらく感動してしまい、和訳してしまいました。


私の訳 オリジナル
変わり映えしない毎日
いつもの牛乳屋さん、新聞屋さん、夜のテレビ番組、
僕はなんのために生まれてきたの
だれか教えてよ!
このくすんだ世界で、僕は混乱しているんだ
Whatever happen to predictability
The milkman and the paperboy, evening TV
How did I delivered here?
Somebody tell me please!
This old world confusing me
今まで見たのと同じ普通の雲
君の気分なんておかまいなしに鳥はさえずる
その時、心の声が小さくささやくんだ
どうか夢を簡単に犠牲にしないでって。
Clouds as mean as you've ever seen
ain't a bird who knows your tune
Then a little voice inside you whispers
"Please don't sell your dreams so soon"
見渡せばいつだって、君を抱き留めてくれる優しい心があるよ
見渡せばいつだって、君を必要とする誰かの顔がある
見渡せばいつだってね
Everywhere you look(there's a heart of)
A hand to hold on to
Everywhere you look(there's a face of)
Somebody who needs you
Everywhere you look...
道を見失って、独りになった時も
家へと導く光が待ってるよ
見渡せばいつだってね
When we are lost out there
and you are all alone
A light is waiting to carry you home
Everywhere you look


自分なりの解説

"Please don't sell your dream so soon"
この単純なフレーズを考えた事がきっかけで、私は和訳の楽しさに目覚めた。
「sell」の訳し方が、なかなか決まらなかったからだ。
直訳すると「夢を売る」になるけれど、日本語としてはしっくり来ない。
ある人は「夢を捨てる」に直すかも知れない。「夢をあきらめる」に直すかも知れない。
それでも十分に意味は通じるが、英語の「sell dream」に一番近い意味合いを持った物はなんだろう。
sellとは、何かと引き替えに何かを得ること。そういう考え方をすると「犠牲にする」という単語が自分にはいちばんしっくりきた。
どうでも良いことかも知れないけど、そうやって考えていると、とても面白かった。