マイケル観察日誌を読んで

ghostsのDVD(非公式)を手に入れますた。
ざっと感想を…

■2Badのダンスがすばらしい!
40歳なのに、相変わらず奇麗だし、動きもレベル高い。
面白くて新しい動きもたくさんあってクオリティー高い。
(腕ぶらんぶら〜んとか、肘回転とか、中腰ダンスとか)
個人的に、一人でおどるマーさんより群舞の方が好き。

■演技力が凄い!でも時々素のマーさんが…
村長役、マエストロ役、どっちもハマってて、上手い。
マエストロ=マーさんではないんだよ。
マエさんは常に隙がない(実物マーさんは普段ぼーっとしてる)し、
結構意地悪だし、常に不気味で怖い感じを出しています。
好きな演技シーンは、
「Hello.(パンパン!!)Game time♪のところ」
白目の剥き方が「がんばってます」感を出していて、見応えがある。

「鋭い目線を投げかける所」
登場シーンとか、2Badの後にクイッって片眉をあげてる所とか。
これは半分素が出ているというか、普段は現れないマーさんの一面かも。
この人は純粋で暖かい心を持つと同時に、不正不純を見抜き、それをまっすぐ指摘する鋭さを持っています。
ドキッと来る。どうやっても勝てないな、と思う。
それで、余計に好きになる。

「怖そうに後ろを振り向く所」
上手いなー。というか、おびえた表情も、良いな。(腐

逆に、素が出てしまっている箇所。
「家族の亡霊を呼び出す所」
腕を振り回す時の目は、ツアーのJamと同じです。
「ダンスシーン」
マイコウモードに突入。
「最後らへんの笑顔」
演技モードもあるけど、素も混じってるだろ、これ。油断してるぞー。
時々かわいすぎる。子供の前では全然演技してないなぁ。

■メッセージなのか、趣味に走っているだけなのか…
ホラーなシーンが苦手なので、この作品が100%好きではないです。
でも、見ているとメッセージ性も感じられる。
村長さん(トムスネドンに似せていると聞いたけど、むしろ学校の先生に似てて気になる)は、
何が何でもマーさんを倒そうとしている「敵」を、
状況によって喜んだり怖がったりと、対応がころころ変わる大人達は、「マスメディアに踊らされる民衆」を、
偏見を持たずに、人をまっすぐに見られる子供は、そのまま「子供」を象徴していて、
舞台となっている館も、根本的にはネバランと同じかなと思っています。
どちらもあくまで彼の私有地。怪しいとか、気になるとかの理由で入り込んではいけないのです。

ただ、「それ、明らかに自分の趣味だろ。」と思うシーンもたくさんあって、
マーさんのオカルト趣味と、最新技術好きが反映されている部分も多々あり、
結局人々に訴えかける秀逸な作品にしたいのか、趣味に走りたいのか、どっち?と聞きたくなるような、中途半端な作品でもあります。
だから、発売状況も中途半端なのね。

個人的には、苦手なシーンもいくつかあり、
特に中盤ではマーさんが骸骨だったり、怪物だったり、村長だけだったりして、
「早く普通に戻って〜〜!!」と言いたくなります。
Ghostのマーさん、素敵すぎるもん。村長や骸骨に踊らせるのは、正直もったいない。

■フリル最強
あの衣装すばらしすぎる。
今マには、フリルで復活して欲しいです。

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