写真集 "King Of Pop"
2002年12月に発売されたマイコーの写真集、「King of Pop」を、やっと入手した。
めちゃ重い本。家にある一番大きなアルバムぐらい重い。
このどっしり感が嬉しい♪惜しみなくリッチな仕様が満足感を与えてくれます。
表紙をめくると、マンミラジャケのかっこいいマイコウがページいっぱいに!!これはナイスチョイスだ。良いよ!!
ICチップに音声メッセージが入っています。
内容に関して言えることは、純粋な写真集ではないということ。
半分ぐらいが文章で、バイオグラフィー、インタビューなどが記されています。
あと、ヒストリーやアルティメットのブックレットと違って、「間違いないベストショット」ばっかり選んだ感じというより、さりげなくて結構マニアックな写真が多い。
最初見たときは「あれ?」って思ったけど、これはこれで良い♪
画像と文章でたっぷりとマイコウが味わえるのです。
そして、私的に特筆すべき事は、ヒスツアの写真がなぜかめちゃめちゃ多い!!
ヒスマ好きの私にはたまらんです。奇麗だっ!
反対に、バドツアの写真は1つしかなかったのが意外。バドマは女子に人気高いのにな~。
写真集の目次は、このようになっています。
■The Entertainer(マイケルジャクソン30年の軌跡)
■His Life(私生活)
■Answers(インタビューより)
■Visions(慈善事業におけるイニシアチブ)
■The Speech(オクスフォード大学での講演)
■His Friends(マイケルと友人たち)
■Lyrics(マイケルのメッセージ)
■Sperlative(賞と栄誉の数々)
そして、下には、「本書の翻訳には、マイケルジャクソンの特徴とも言える美しく奇麗な英語(子供でも理解しやすい)を尊重して訳しております。あらかじめご了承ください」との注釈が!
ご了承くださいなんて、とんでもないっ。尊重してくれてありがとう!
そうかぁ~やっぱりマイコウの英語って美しくて分かりやすいよね。
インタビューの映像で、いつもマイコウの言ってる事だけはよく分かるから、愛の力かな♪とか思ってたんだけど、分かりやすいってのもあるんだぁ。。
The Entertainerは、アルティメットのブックレットみたいに、マイコウの人生をたどっていく内容。
ページ数がたっぷりあるので、ブックレットと違ってはしょった感じがしないし、情報量も多い。
30周年記念コンサートの所まできっちり書かれています。
His Lifeの項では、マイコウの人間関係についての話がメイン。
恋人の話、ファンの話、スタッフとの関係などなど。彼の丁寧な気遣いが分かるエピソードがちょこちょこ現れています。
最初のページで、赤ちゃんキスして幸せそうな写真が絵画っぽく編集された画像があって、ツボです。ほわほわ。
Answersの項はインタビューの受け答えをまとめた感じ。
またまた最初のページの写真がツボ!ヒスマだ…
知ってる内容が多い。美しいネバランの写真もあります。
そして、Visionsの項で驚きの連続。
マイコウの行った慈善活動について今まで良く知らなかったのですが、こんなにも沢山やってるなんて!
デンジャラスの制作、プロモ、ツアーだけでも凄い仕事量なのに、他のこともこなしてたんだ。。
おそらく私は一生かかってもマイコウの曲1曲分の仕事さえ出来ないだろうに。。
The Speechでは、オクスフォード大学で、子供達の未来についてスピーチしています。
こんなに長く一人でしゃべり続けるマイコウはなかなか無いぞ。(笑
自分の体験や、具体的な統計のことを織り交ぜながらのスピーチ。がんばったなマーさん。。
この中で一番心に残った内容は、「児童権利法案の提案」あたりの所。
いつか子供が出来た時は、ここに書かれている事をしっかり守ろうと思った。
(子供達は)髪の色が赤か茶色かを知る以前に、肌の色が黒か白かを知る以前に、どんな宗教に属しているかを知る以前に、自分が愛されている事を実感出来なくてはならないのです。
His Friendsの項では、マイコウを褒めている著名人がずらり。
意外な人の名前がたっくさんあるので、これを読んで初めて知る事もいっぱいあるはず。マイコウ、愛されてるな~。
プリンスのコメントは短いけれどマニアックだ。。
Lyricsは文字通り、代表曲の歌詞が書かれていて、挿入されている写真はほとんどヒス期の写真です。わぁ~い。
最後のパッションを感じる「ダンスの連続写真」が素敵。