プロフィール


基本情報

名前は「蒼いありんこ」。長いので「蒼あり」と言われる事が多いです。
でも蒼さんとか、ありんこちゃんとか、好きな様に呼んで下さい。
30代既婚女性。職業は麻酔科医。
マイコー以外の趣味はダンス(ジャズとヒップホップを行き来している)、英会話、音楽を聞く、フィギュアスケートを見る、パソコンで何かをつくる(サイト、動画、文章、画像、スライド、レポートなど)

好きなもの(マイコー以外)

ディズニー好きです。
特に好きな映画はムーラン、歌はPart of Your World(リトルマーメイド)
マイコーがきっかけで洋楽を少し聞くようになり、Christina Aguilera,Britney Spears,Mariah Carey,QUEEN,Pentatonixがお気に入り。
大学時代フィギュアスケート観戦をめっちゃ楽しんでました。
好きな選手はジョニーウィアー、長洲未来、浅田真央、今井遥、高橋大輔、安藤美姫、鈴木明子、メドベージュワ…でも基本的にみんなを応援してます。最近の選手はよく知らないけど4回転とか飛んでてすごい。

マイコーファン遍歴

私が中学生の時でした。「あっこにおまかせ」を見ていたら、突如こんな人物が現れたのです



私はとても不思議に思いました。どうして女の人にヒゲが生えているのでしょう。
なぜか凄く気になり、何も知らない私は、いろんな人にマイコーについて聞き、DVDを見てかっこいー!と思い、CDを聞いてすげー!と思い、ブックレットを見て彼が大変な境遇にあったことを知り愕然とし、ファンサイトのインタビュー翻訳見てあまりにも素晴らしい人間性に心を奪われ…
あれよあれよという間に大ファンになっていました。
当時私は普通の中学生でしたが、目標やこれといった趣味もなく、どんな風に生きたいかも考えておらず、世の中つまんないなーとか、かっこいい大人って居ないよなーと思いながら過ごしていました。
マイコーのファンになってから一気に彼の作品を楽しむことが一番幸せな瞬間になり、彼の生き方がお手本になり、彼を実際に見ることが一番の夢になりました。
彼の作品に触れれば、当然他の人に話したくなるのですが、自分の周りには理解してくれるひとはおらず、写真を見せてもDVDやCDを貸しても反応はイマイチ…
むしろがんばってアピールするほど引かれてたような気がします。
しかもファンになってからすぐマイコーは児童虐待の疑いをかけられ更に世間の風は冷たくなり、
なんでこんなに素晴らしい人が真っ当に評価されないのか、世の中全体にいら立ちを感じていました。
そんななか、ネット上では私なんて目じゃない程マイコーが大好きなファンがたくさん…
ファンの皆さんの温かさ、マイコーへの無限大の愛、結束力に感動し、マイコーとは別にマイコーファンの人たちも大好きになりました。
たくさんのファンと友達になり、自分もマイコーへの愛を表現するためにこのサイトを立ち上げました。
もちろんサイト作りの方法なんて全然知らなかったし、便利なツールや有料のソフトも使えなかったので、htmlについて調べまくり、試行錯誤を繰り返して形にしていきました。
私がファンになってからマイコーは2回来日していましたし、裁判の時など、ファンが彼を目撃するチャンスは何度もありました。
実際に会えた人の話を聞いてすごくうらやましかったです。しかし私はまだ中学生、高校生でお金も使えず、東京に行くことも許されるはずなく、「もうちょっと自由になったらチャンスをつかんで会いに行く!」と思っていました。
それなりに苦労して大学受験を乗り切り、オフ会にも好きな様に参加できるようになったとき、This is itツアー、新アルバムの話が出てきました。
コンサートチケットも取れて、やっとマイコーに会えるかも…と思っていた時、
ある朝起きたら、マイコーが死んでいました。
もの凄い喪失感で唖然としました。マイコーが居ないのに、平然と地球が回っていることが理解出来ませんでした。この世界はうんざりすることばっかりだけど、マイコーが居るからまだ救われてるよね…と思っていたのに、これから何を考えて生きて行けばいいの?という気持ちでした。
マイコーに対して理不尽に冷たい世の中で、彼を支持することに自分の存在意義を見いだしていたのかもしれません。
彼が居なくなって、突然皆が彼を賞賛しだして、力が抜けてしまいました。
そして彼の作品を前のように楽しめなくなりました。曲は今も良く聞くけど、映像があまり見れません。
わぁすごい!こんな人がいるんだ。見たいなー!と思いながらずっと見ていたので、今はどんな気持ちで見れば良いか分からないです。
一番の楽しみがそうでなくなってしまった。
CDもDVDも、最初に出会った時から全く変わらないのに、自分の気持ちはこんなに変わってしまった。
一生データを頼りにしかマイコーを感じられない事実がすごく悔しい。
人が亡くなってこんなに辛いのは初めてで、死の悲しさというよりは、死によって色んなものが不可能になってしまう、全てが変わってしまう重さを感じました。
彼の死から数年経ちますが、正直今でもどうすればいいか分かりません。
多くのファンのように手放しでマイコーの作品を楽しめないし、彼に会えなかった悔しさ、生前彼を傷つけて来た世の中への憤りも消えません。
かといってマイコーに対して無関心になることは不可能だし、こんな状態でもマイコーを好きになってよかったと思うし、感謝しています。
日々生きて行く中で、何年も聞いていた歌も、あるとき急に新しいメッセージに気づいたりして感動して、どんどんマイコーが大好きに、必要になっていきます。