曲の感想

Xscape

album

未発表曲集第2弾!
このアルバムでは全ての曲にOriginal Versionと新しく編曲したVersionがあり、聞き比べるのが楽しいです。
残念ながらアルバム全体としてのまとまり、ストーリー性はあまり感じられませんでした。
ただ、とっても素晴らしい曲、ずっと前からリリースして欲しかった曲が詰まった嬉しい1枚です。

Love never felt so good

素晴らしい愛に出会った時の恍惚感が伝わってきて、聞いているとふわふわ浮かんでどこかに飛んで行きそうな気分になる素敵な曲。20代のマイコーらしいキラキラした歌声が満喫できます。

初期verはゆっくりした雰囲気で、ピアノとFinger Snapとマイコーの甘い声で構成されたシンプルな作品です。
ハッピーな歌詞なのに切ない感じで、胸がキューっとなります。
リリース前から初期Verの方は沢山聴いて親しんでいたので、編曲後の変化にびっくりしました。
最初は「曲の雰囲気が違う…もっとしっとりした感じなのに…」と思っていたけどすぐに新しい方も好きになりました。
編曲後Verは、賑やかで楽しい感じ。
そしてfeat Justin Timberlake Verではハッピー&カラフル&ダンサブルになり、アレンジによって違う顔を見せてくれます。
ジャスティンは歌のパートより間奏の合いの手("dance" "let me see your move"など)がカッコいいと思いました。大サビのコーラスも素敵です。
ミュージックビデオは明るい雰囲気が伝わって来て良い感じです。

Chicago

マイコーが不倫している!!私の中で大ニュースな歌詞でした。(笑
激しく迫ってくるようなサビの歌い方がすごくマイコーっぽいです。
Original Verのほうが憂鬱な感じがよく出ていて好きです。

Loving You

めっちゃ好きです。とろけます。きゅんきゅんしちゃいます。
Bad期の曲ですが、Liberian Girlと良い勝負できるぐらい女殺しな曲と思います。
Hello august moon where are the stars of the night?
We'll make a wish and then we'll kiss our love forever true
のフレーズがロマンチックでお気に入りです。
編曲後Verの方がすっきりおしゃれな感じで、パーカッションが特に良い味だしてるので好きです。
特に、"every time I seem to disappear"の直前の溜めが良い!
Original Verはイントロが変な感じする…けど、音遣いが凄くBad期らしいと感じました。

A Place With No Name

歌詞とメロディーがすごくマッチしていて、ミュージカルナンバーみたい。
"Take me to a place with no name"が繰り返されるたびにどんどん不思議な別世界に引き込まれて行きます。
編曲後Verはベースが少しThe Way You Make Me Feelに似てると思います。

Blue Gangsta

マイコーはすごーくすごーくこの歌が好きだと思う。好き過ぎて何日でも何年でもレコーディングとアレンジを繰り返していたと思う。並々ならぬ執念を感じます。
What you gonna do You ain't no friend of mineのコーラスが奇麗。
時々入る "Ah---Ah---Ah--------" がカッコいい。中毒性のあるメロディーを繰り返しながらどんどん変化球がやってきて畳み掛けていく感じがマイコーっぽいです。
暗い曲調と激しい悲しみの表現という視点から、Who Is Itと似てるなと思いました。
Original Verはgroovyで、編曲後Verは妖し気な感じが強く出てます。
ちなみにこの曲がインターネットで最初に流出していた時のラップは却下されてしまったのでしょうか…あの時は寧ろラップの方が長かったのですが。ラッパーさんドンマイ。

Do You Know Where Your Children Are

子供ほったらかしの荒れた家庭に警鐘をならすメッセージソング。
恐怖に震え、混乱に陥っている子供達の叫びを代弁しています。
マイコーは途上国の援助だけでなくアメリカのような先進国が抱える問題にも真剣に取り組んでいました。

Slave To The Rhythm

家庭内で抑圧された生活をしている女性がリズムの奴隷となって踊り狂う歌詞。
閉鎖的な感じ、犯罪と暴力の匂い、満たされない欲求、スピード感、潜伏…そんなイメージが浮かんでくる意味深な曲です。

Xscape

マイコーはすごーくすごーくこの歌が好きだと思う。(2回目) この曲のテーマは、マイコーの人生のテーマと言ってもいい。 うんざりする現実、常に監視され、重圧をかけられ、足を引っ張られる感覚、そして甘美な逃避。 歌詞一つ一つに「そうだよね。そう思うよね。」と頷いてしまいそうです。 走り抜けるようなスピード感、どんどん変わる曲調がかっこいい。地上からどんどんタワーの上に登って行くような感じです。 編曲後verはバイオリンの音が素敵で、マイコーの奇麗な声が引き立って凄く良いんだけれども、 Original Verのイントロがめっちゃカッコいいし、2番前の女の子のささやきが良いスパイスになってるし、断然こっちの方がマイコーっぽい。 どちらも捨て難いのでどちらも楽しませていただきます。

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