Someone In The Dark
包み込むような優しい歌声。
聞いていくうちに、日本語訳とは違う解釈が頭の中に浮かび上がって来たので、翻訳してみました。
翻訳 | 原文 |
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一人きりになって、お星様にお願いするんだ 君に気づいてもらうのを、待ってるんだよ ある素敵な夜に、きっと出会えるって分かってたんだ 僕の友達になってくれる、誰かさんにね |
All alone wishing on stars waiting for you to find me One sweet night, I knew I would see a stranger who'd be my friend |
真っ暗闇の中から誰かが手を伸ばしてきて 放たれた光が辺りを照らして、輝いているよ 「怖がらなくていいよ。」と、優しく言ってくれたんだ 心のどこかがじんわりしてくるよ 冷たい夜風の中だって、温かい明かりが包み込んでくれる 星々に出されたお手紙みたいだった 僕の友達、闇の中にいた誰かさんは、君だったんだね |
When someone in the dark reaches out to you and touches off a spark that comes shining trough It tells you never be afraid Then somewhere in your heart you can feel the glow A light to keep you warm when the night winds blow Like it was written in the stars I knew My friend, my someone in the dark was you |
約束して。僕らはいつだって 共に在るってこと 手と手を握って、夢のずっと覚めない場所へ 秘密の親友と、僕とで行こう |
Promise me, We'll always be Walking the world together Hand in hand, where dreams never end My star-secret friend and me |
真っ暗闇の中から誰かが手を伸ばしてきて 放たれた光が辺りを照らして、輝いているよ 「怖がらなくていいよ。」と、優しく言ってくれたんだ 心のどこかがじんわりしてくるよ 冷たい夜風の中だって、温かい明かりが包み込んでくれる 空に掛かった綺麗な虹を二人で追い求めたよね |
When someone in the dark reaches out to you and touches off a spark that comes shining trough It tells you never be afraid Then somewhere in your heart you can feel the glow A light to keep you warm when the night winds blow look for the rainbow in the sky |
あぁ、君と僕の心が離ればなれになる事なんて、永遠にないって信じてるよ 君がどこに行ったとしても 夜空を見上げて、それから、 暗闇の中から君を見つけだしてみせるよ |
Oh I believe you and I Could never really say goodbye Wherever you may be I'll look up and see Someone in the dark for me |
■自分なりの解説
洋楽の歌詞って、時々意味がどうしても矛盾してる所があって、訳す時も平気でそのまま出されてるんだよね。
いくらプロの人でも、綺麗に訳すのは凄く難しくて、洋楽が日本に普及してから何十年もたった今でも、完璧な訳にはなかなか出会えないものです。
英語が分かってればいい訳でもなくて、辞書引けば載ってるものでもなくて。
たくさんある日本語から一番良いのを選んだり、周りの文脈から推測する「国語力」も必要になったりして、難しいですね。
ただ、こうやって趣味で訳すぐらいだったら、時間かけて、ぴったり合う言葉を見つけたいものです。
その、ぴったり合った言葉として、自信があるのは「somewhere your heart you can feel the glow」かな。
feel the glow、「芽生えるのを感じる」ですが、胸の中で何かが生まれ出てくる様な感覚・・・う~ん。「じんわりする?」と思いついた時には、これしかないと思いました。
難しかった所はたくさんあって、まず、「like it was written in the stars」です。
write in~で、「~に手紙を出す」と辞書に載っていて、それが受動態になってるから「星に手紙が出される」。
・・・。変だよね。訳した人も困ったらしく、違う箇所の訳をしてごまかしてます。(苦笑
あと、「My star secret friend」。secret friend(名詞)の前にある「star」は形容詞か形容動詞かなと思ったけど、名詞と動詞の意味しかない。。。
二つに分けて「my starである、secret friend。つまり、僕の特別の、秘密の友達」か、「めっちゃ秘密の」って意味なのかもしれません。
最後の「really say goodbye」とはどういう意味なのでしょう。
E.T.の映画は見たことないんだけど、結局E.T.って、宇宙に帰っちゃうんでしょうか。
「say goodbye」と言うのは、単に遠くへ行くことではなく、お互いからお互いの存在が消えてしまう。つまり、忘れてしまうという意味だと思います。