Moonwalker

Moonwalker

マイケルジャクソン初の主演映画。ということになっているが、これは映画とは言えない。これを映画と言ったら映画に失礼だ。
と言いたくなるほど内容は薄っぺらく脈絡が皆無。
マイコーの頭の中をひっくり返してやりたい放題やったカオスな内容で、彼が画面で動いている様子を見られればそれで幸せというファンだけが楽しめる。
・Speed Demon,Leave Me Aloneのショートフィルムがあること
・Smooth Criminalショートフィルムの前後のストーリーが判明してスッキリ
・Come Togetherのパフォーマンスがかっこよすぎる
この点でファンは見る価値ありです。

Man In The Mirror

マンミラはCD聞いているだけでもすごくドラマティックなのに、パフォーマンスになるとさらに表現の幅を広げていて素晴らしい。
歌ってるときのマイコー…良い顔してる。そして、曲に込められた熱い思いを余す所無く表現している。 腰に手を当ててピョンピョン跳び回る動きがかわいい。

A Retrospective Of 24Years Of Hits

マイコーの輝かしい芸歴を振り返ってみよう!!のコーナー。
Music And Meに合わせて、きらきらしたお部屋の映像がゆっくり流れます。
この辺はすっごく素敵。選曲も良い!!
少しピノキオの人形が映ります。
その後は、I Want You Backでデビューしてからの映像が、アレンジ施されてメドレーになっています。
このアレンジがイマイチで、「元の映像の方がみたいのに~」と思ってしまう事が多い。
一番カオスだと思ったのはWe Are The Worldです。葉っぱがあって…雫?が落ちて、その中にマイコーが…あぁーもう見にくい!!
逆にRock With Youとビリジンのアレンジはかっこよかった。
結構長いので、最後の方で飽きてくる。そして…

Badder

あ、次はバッドか。…ん!?
ちびっこギャングの登場です。
マイコーのBadを子役達がパロディーするという、とってもおもしろい企画。
コミカルで子供らしい仕草が満載で、細かい所まで楽しめる♪
みんなダンス上手だなー
最後の腕のつかみ合い(?)みたいな所が一番おもしろかった。

Speed Demon

さっきの男の子が外に出て行って、煙が出て…忘れた頃にマイコーキターー!!
かっこいー。何もしなくても映ってるだけで価値があるんじゃないか。ふがふが
一般人に発見されたマイコーはさわやか笑顔で逃げ回る。
で、走っているマイコーのフォームが無駄に奇麗なんですよ。
手足の長さが強調されて、鹿みたいに軽やかに走って行って…運動神経良さそう。
関係ないけど、運動が苦手な私は、リレーに出た後に「ドラえもんが走ってるみたいだった」という感想を頂いた事があります。(泣
うさちゃんに変身したマイコーはバイクで飛ばして逃げまくり。
一番最後までつきまとってきたのはパパラッチなんですね…意味深。
なんとか振り切った後はうさちゃんとダンスバトル!!いつになくのびのびと踊るマイコーは必見。
中でも、ウサギ相手にムキになったときの

この表情がナイス。
そして警官に「ダンス禁止」の違反切符を切られるというトンデモ展開。
マイコーのユーモアセンスはじわじわきます。
困った顔して、か細い声で言い訳するマイコーの声も良い。

Leave Me Alone

マイコーの体の中は、遊園地になっていたんですね…
エリザベステイラーの映像が結構長く映ってます。リズ大好きだね。
マイコーが苦手なはずの犬が、わりと沢山出てきます。

Smooth Criminal

こっから映画本編。
野原で和気あいあいと子供と遊んでいたが、不気味な場所を見つけ、興味津々で幼女を連れて入って行くマイコー。
そこには黒服の悪そうな奴がいた!!
なにかしゃべっている。何言っているか分からない。
「この世界をクモクモ大国にしてやる!!そして私は支配者となるのだ。ふはははは」てきな?調べる気すら起きない。
幼女の悲鳴で悪者に見つかってしまったマイコーは、追われる身に。
そして逃げる。逃げる。ひたすら逃げまくる!!
犬にまで追われてしまう。マイコーは犬が苦手なのにっ!
あれ、絶対逃げ切れないと思うんだけど、追いつかれる寸前で映像すり替わったね。
この映画は、逃げるシーンと、犬が出てくるシーンがとても多い気がする。
そして遂に追いつめられるマイコー。
そのとき、夜空にきらりと流れ星が…そしてマイコーは… 変 身 !
初めて見たときは「最初から車になれよ」と思ったのですが、この力は流れ星が出ないと使えないみたいです。
Club '30でのミュージックシーンの感想はこちらをどうぞ♪
調子に乗って踊ってる間に幼女をさらわれたマイコー。命知らずの悪者め。奴は本気で怒らせると怖いんだぞ!!
白目向いて突進するが無惨にも蹴られてしまう。うずくまるマイコーを堂々と蹴るなんて、もう二度とあり得ない行動だと思います。
おびえてるマイコーを乱暴に扱うなんてもったいない。もっとじっくりいたぶればいいのに。
そんな所で感心している場合じゃない。幼女ピンチ、マイコーピンチ、良くわからないけど多分地球もピンチ!!
その時、夜空には一筋の流れ星が…
ウィーン、ガッシャン、ハーオ!!ドッキューンドッキューン、ヴォヴォヴォヴォ…
魔法の力で悪い奴らは一人残らず皆殺し★
そしてマイコー(宇宙船)は遥か彼方へ。
悪は去り、地球の平和は戻った。マイコーが居なくて寂しいよぅ…と泣く幼女。
この子の演技がすっごく健気で感動的で、こんなカオス映画なのに、妙に説得力があって、入り込んでしまいます。
すぐに帰ってくるマイコー。子供達は喜びまくり。変身以来久しぶりのノーマルマイコーが見れて私も喜ぶ。
幼女とマイコーの再会シーンがこれまた感動的に出来てるんだよな…なんだかなぁ。

Come Together

「怖くないよ~」と楽しそうに笑いながらステージに招待するマイコー。
そしてとっておきのパフォーマンスをプレゼントします。
ふわぁ~かっこいい~~色っぽいぃぃぃ。
赤い照明に飛び散る汗、力のこもった声がロックだ!!
そして、今回の衣装はマスタード色。バド~デンジャ期のマイコーは色んな色のシャツに挑戦してくれるので楽しいです。今回も似合ってるぞ~!
くねくね動いてファンを悩殺しながら歌いまくる。心なしか段々と衣装がはだけていってるような…はわわわ。
もうお腹いっぱいです。ちなみに、この曲はビートルズのカバーでして、映画に出てくる白人の男の子は、ビートルズのメンバーであるジョンレノンの息子さんという繋がりがあります。

The Moon Is Walking

南アフリカのコーラスグループ "Ladysmith Black Mambazo"による美しいアカペラパフォーマンス inスムクリ屋敷。
原曲は"Lindelani"というタイトル。
アフリカムード満載のパフォーマンスをみて、マイコーは感動の涙を流したという。
しかし、この流れでこの曲はやや唐突で余計にカオス。
メイキング映像らしき物も流れてちょっとお得。
最後のマイコーウィンクがかわいくてキュンキュン。